自律神経を整えると〜血行が変わる①〜
体がむくみがちだったり、夏場でも手足の冷えがとれなかったり、慢性的に肩こりだったり。
病気とまではいかないけれど、なかなか解消されない体の不調。日常的になってしまっていませんか?
そんな「なんとなく続く不調」は、自律神経が乱れることで起きる血行悪化が原因かもしれません。
自律神経を整えることで滞った血行をスムーズにして、いきいきとした体を取り戻しましょう。
1.体の冷えやむくみ、主な原因は血行の悪さ
冬場はもちろん、夏でもすぐに体が冷えてしまったり、いつもむくみや肩こりに悩まされたり。そういう長引く不調で困っている人も多いでしょう。
これらの体のむくみや冷え、肩こりなどの症状は多くの場合、血行の悪さが原因で起こります。自分の血行の良し悪しは自覚しにくいものですが、こうした症状が現れるのは体内の血の巡りが滞っている証拠です。
血液は栄養や酸素を体中に届けています。
細胞の隅々にまで良質な血液が行き渡っているのが「健康」な体。血行が悪ければ栄養や酸素が体に十分行き渡らないので、体の不調が起こるのも当然ですよね。
では、どうして血行が悪くなるのか。実はそこには自律神経の働きが深く関わっているのです。
2.自律神経が乱れると血管の動きも滞る!
心臓は体中に血液を送り出していますね。
実は血管そのものも太くなったり、細くなったりとゆるやかに動いて、それ自体がポンプのような役割を果たしているのです。その血管の動きを司っているのが「自律神経」。
自律神経がきちんと働いていれば血管の動きもよく、血液もスムーズに流れます。
ところがストレスや緊張などで自律神経が乱れてしまうと、血管の動きが緩慢になり、血行が悪化する大きな原因となってしまうのです。